キャリアアドバイザーへのお勧め本4選!
人材紹介業って労働集約型で、働いている方のモチベーションが不安定になりがちだなと感じています。
この記事は、お勧め本を通じて、人材紹介に関わる人にとって「突き詰めれば付加価値が高く、横展開できる仕事だ」と思うきっかけになればなと思って書いています。
▼お勧め4冊!
『チャレンジャー・セールス・モデル 成約に直結させる「指導」「適応」「支配」』
『大型商談を成約に導く「SPIN」営業術』
SPINは営業のバイブルです。突飛なことは決して書いてありませんが、かなり基礎的なところを丁寧に理論化して体系立てて書いてくれている本、という感じでしょうか。
「人は自分で話したことにしか説得されない」「特徴ではなく顧客にとっての利益を語る」
といったポイントを簡潔にまとめてくれています。
キャリアアドバイザーでも、基本は相手の言葉を適切に拾っていくことが大事。その基本になる本当です。
『チャレンジャー・セールス・モデル 成約に直結させる「指導」「適応」「支配」』
チャレンジャーセールスでは、顧客は自らのニーズを知らないとして、真に顧客のニーズを考え抜いた上で支配すべし、と記しています。
そこに至るまでのプロセスは、指導(顧客にインサイトを与える)→適応(顧客の価値観にカスタマイズして話す)→支配(顧客の課題感や解決策検討など全てコントロールする)。
実際、キャリアについて考えるといっても、十分な情報を知らなかったり、自らに対する理解も偏っていたりとチャレンジャー的アプローチが効果的なタイミングも多くあると感じます。
『プロカウンセラーの共感の技術』
ここまではセールス本を紹介してきましたが、本当に相手がやりたいことや、人生で重視していることを汲み取らない限り良いキャリアアドバイザーとしてのパフォーマンスは出せないでしょう。
相手と話していて感じたことやふとした違和感から、相手が言語化できていないけど実は思っていることを汲み取る。
技術というよりは真剣に向き合うことによって生まれることかもしれないですが、一番重要なことなのではないかと思います。
『サピエンス全史』
キャリアアドバイザーとしてのパフォーマンスを上げるには、対面コミュニケーションだけでなく当然様々な知識も必要ですが、その中でも人類学は結構効くんじゃないかと思います。
まあ、ビジネス理解、業界理解も当然必要ですが。
キャリアに向き合って仕事をしている者として、最低でも人間理解の面で突き抜けることは求められるのでは、と。
あまりに有名なので内容は割愛しますが、こうした、人の行動履歴を歴史から紐解く視点も、重要だと思います。
絞りに絞って4冊にまとめてみました。キャリアアドバイザーは、突き詰めると非常に付加価値の高い仕事にできると思います、少しでも役に立てば幸いです。